熱狂の「シンクシンクカップ 2024」開催レポート:330名の子どもたちがリアルで挑む思考力の祭典

2024年8月25日(日)、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の会場にて、日頃アプリをお楽しみの子どもたちがリアルの場で集まる祭典「シンクシンクカップ 2024 〜みんなで、いちばんわくわくする日〜」を開催しました。

「シンクシンクカップ」は2019年11月以来、2回目の開催となります。北海道から鹿児島まで全国から集まった330名の子どもたちが、4歳から12歳までの年中・年長、小学校低学年、小学校高学年の3クラスに分かれて熱戦を繰り広げました。

  1. 今年のテーマは「お祭り」!
  2. ルーレットが運命を決める!特別ルールに歓喜と興奮の嵐
  3. 当日出題されたコンテンツ
  4. すべての問題が終了し集計が終わると、いよいよ結果発表
  5. 受賞者のみなさん
  6. 参加者アンケート

今年のテーマは「お祭り」!

今年の「シンクシンクカップ」のテーマ「お祭り」に合わせて、会場は色とりどりの提灯で飾られました。また、「シンクシンク」のゲーム中に流れる音楽も、お祭り風に特別アレンジされたバージョンが使われました。

<作曲家の田中 文久氏コメント>

サウンドトラックのインターネット配信で人気のある「好奇心とともに」と、シンクシンクのメインテーマのメロディを使って、「お祭り」をテーマに新しく制作しました。
龍笛という日本の横笛や、大勢で演奏する勢いある和太鼓で「お祭り」を盛り上げたり、ちょうちんをミラーボールに見立ててダンスミュージックのようなビートを取り入れたりと、ワクワクと心が踊り、いろんな景色が見えるような音楽を目指しました。この音楽が、参加された子どもたちの気持ちを盛り上げる一助になっていれば幸いです。

参加特典として配布されたイベント限定のオリジナルTシャツに着替えた子どもたちは、期待に満ちた表情を見せていました。保護者の方々は、参観用のモニターが設置された別室に移動します。保護者の方々が心配そうに見守るなか、「行ってきます!絶対優勝するぞ!」「頑張るから、ちゃんと見ててね!」と意気込んで会場に向かう子どもたちの姿が多く見られました。

ルーレットが運命を決める!特別ルールに歓喜と興奮の嵐

普段は1テーマ3分間の「シンクシンク」ですが、今回は3つのコンテンツの合計点で競う特別ルールで行われました。コンテンツはルーレットで直前に決定されます。子どもたちはドキドキした面持ちでルーレットを見守り、コンテンツが決まると、ガッツポーズをする子や、驚いて頭を抱える子など、様々な反応が見られました。

問題に取り組む子どもたちの表情は真剣そのもの。問題が解けた瞬間、喜びの声があちらこちらで響き渡り、歓喜のポーズを取る姿が見られました。

当日出題されたコンテンツ

<年中長の部>

・ひとふででんきゅう(平面認識)
一筆書きで、電池のマスからすべての電球をつないでいけるかな?

    

・こうそくトルネード(空間認識)
棒を軸に、図形が高速回転。どんな立体になるかな?

・つなげレール(平面認識・試行錯誤)
汽車が駅にたどりつけるよう、線路をつなげよう!

<低学年の部>

・ラッキーバルーン(平面認識)
それぞれの方向を向いた矢が、一斉にまっすぐ発射。割れない風船はどれかな?

・パーフェクトキューブ(空間認識)
欠けているパーツを見つけて、立方体を完成させよう!

・つなげレール(平面認識・試行錯誤)
汽車が駅にたどりつけるよう、線路をつなげよう!

<高学年の部>

・レーザービーム(平面認識)
装置から発射されるレーザーを反射させて、クリスタルを光らせよう!

・コロコロスタンプ(空間認識)
箱が転がっていくと、スタンプが押されるのはどのマスかな?

・つなげレール(平面認識・試行錯誤)
汽車が駅にたどりつけるよう、線路をつなげよう!

すべての問題が終了し集計が終わると、いよいよ結果発表

優秀な得点を収めた1位から5位の子どもたちの名前が呼ばれ、表彰が行われました  

最後まで全力で取り組んだ分、悔し涙を流す子の姿も見られました。

「シンクシンクカップ」では、子どもたちの挑戦と意欲を引き出す1つの方法として点数の高い子を表彰しますが、誰かと競って高得点をとることは本来の目的ではありません。そのため、上位表彰だけでなく、ラッキーサプライズや全員への参加賞も用意しています。

得点の集計中には、ラッキーなサプライズとして特別クイズが行われました。画面に映し出された複数の穴の中から、シンクシンクのオリジナルキャラクターであるレイジーモグが出てこない穴を見つけるという内容です。実はその穴の配置が会場の座席配置と一致しており、「これ、座席の形と同じじゃない?」と素早く気づく子どもたちもいました。レイジーモグが出てこなかった穴と同じ位置に座っていた3名にはミニプレゼントが贈られ、会場は予想外の展開に盛り上がりました。

イベントの締めくくりには、「この場に挑戦し、自分なりに試行錯誤したこと自体が何よりすばらしいことだ」というワンダーファイ代表川島からのメッセージとともに「シンクシンクカップ2024」に参加したすべての子どもたちに「研究員バッヂ」が贈られました。会場全体が子どもたちの興奮と熱気で満ちあふれ、大会のテーマである「お祭り」のように盛り上がった一日となりました。

受賞者のみなさん

年中長の部

優勝:もりた けいとさん

受賞コメント

優勝したいと思って、1週間前から毎日練習してきました。本当に優勝できるなんて嬉しいです。

準優勝:なかじま けいさん

3位入賞:ほりま ゆいさん

4位入賞:しげふじ よしたつさん

5位入賞:やなぎ ともあきさん

低学年の部

優勝:えんどう たいきさん

受賞コメント

いつもよりは低い点数だったけれど、優勝する自信はありました。おもしろかったです!

準優勝:むらまつ なおこさん

3位入賞:のむら しょうごさん

4位入賞:やすい ゆうまさん

5位入賞:おぐら ゆうきさん

高学年の部

優勝:たけうち ひろまささん

受賞コメント

6年前からプレイしています。出題された「つなげレール」の問題は特に得意な問題だったので、上位を狙える自信がありました。優勝できて嬉しいです!

準優勝:はらだ たくやさん

3位入賞:もり かいとさん

4位入賞:いぬづか そうすけさん

5位入賞:ささき りょうすけさん

参加者アンケート

イベント終了後に保護者の方にアンケートにご協力いただきました。その結果、88%以上の方が「シンクシンクカップ2024」に対して「非常に満足」「満足」とご回答いただきました。

<保護者の方々からのコメント>

⚪︎会場入ってすぐに、シンクシンクの音楽が流れていて、気分が盛り上がりました。全員おそろいのTシャツも良いですね。控室で子ども達の様子が見れたのも良かったです。

⚪︎初めは子どもと別室になることが不安でしたが、会場に想像以上にサポートの大人がたくさんいてくださったので、安心して見守ることが出来ました。最初の説明で「最後まで諦めない」などの心構えを話していただけたところも、ありがたく感じました。

⚪︎本人が「しっかり問題解けたよ!」と満足していた事が何より嬉しかったです。慣れない環境でもしっかり挑める力があるのだと知れて、親としても誇りに思いました。
まわりには自分と同じように挑んでいるお友達が沢山居るということを知れて、とても良い刺激になったのではないかと感じます。

⚪︎子どもが真剣な表情をしていて、独り立ちを感じました。

保護者の方には別の部屋に移動していただき、モニターでお子さまの様子をご覧いただきました。最初は不安そうな方々いらっしゃいましたが、子どもたちが問題に真剣に取り組む姿や、挑戦する力を発揮していたことに感動したという声が多く寄せられました。お子さまの成長を感じる貴重な機会となったことを、私たちも嬉しく思います。


お子さまの大会での様子については、93%以上が「とても楽しんでいた」「楽しんでいた」と回答いただきました。

<保護者の方々からのコメント>

⚪︎いつもプレイしている「シンクシンク」ができて、世界で一番楽しかったそうです。

⚪︎最初はかなり緊張していたようですが、本番が始まると集中して取り組めたようです。来年も参加したい!と話しています。

⚪︎最初こそ緊張していたものの、タブレットを手に問題を解き始めたらとても集中できたようで、閉会時には満面の笑みで「楽しかった!」と話していました。周りのお友達たちと、互いの好きな問題について話せたのも嬉しかったようです。

⚪︎お迎えに行った際の、開口一番は「悔しい!!」でした。5歳でこう言う気持ちになることは素晴らしいと感じます。また、Tシャツ、缶バッチが嬉しかったようで、「来年はトロフィー目指して頑張る!!」と、翌日もTシャツを着ていました。

最後に、次回への参加意欲をお伺いしたところ、95%以上の方が「ぜひ参加したい」「機会があれば参加したい」とご回答くださいました。

<保護者の方々からのコメント>

⚪︎みんなでお揃いのTシャツを着せていただいて、大会という感じで盛り上がっていてとても良かったです。

⚪︎いつも姉弟でシンクシンクをやっていましたが、リアルにこんなにもシンクシンクをやっている同学年の子がいるという事実を目の当たりにしたことが、良い刺激になったと思いますので、今後とも定期的に開催していただけると嬉しいです。

⚪︎シンクシンクを楽しんでいる仲間がたくさんいる、と改めて認識したようで、来年の開催があれば入賞したい、これからも頑張ろうという意識になったようです。

「シンクシンク」を楽しんでいる同学年の仲間たちと直接出会えたことで、良い刺激になったというコメントを多くいただきました。参加者同士のつながりと成長を実感できる機会となり、私たちスタッフも大変嬉しく思います。

今後も子どもたちに興奮とわくわくを提供し、考えることの楽しさを伝えていくために「シンクシンクカップ」やその他イベント等を開催してまいります。どうぞご期待ください!

 

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ワンダーファイ

「世界中の子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す」をミッションに、思考力・STEAM領域の教材・知育アプリ・知育書籍などを制作する会社。150ヶ国300万ユーザーを持つ「シンクシンク」、デジタル・アナログを組み合わせたSTEAM通信教材「ワンダーボックス」など。